鷹山敏樹は、ダンディな見た目で、紳士的なキャラ。事件解決時には熱血な面も見られる刑事です。

正義感あふれる人物で、視聴者を虜にするほどの人気っぷりでした。タカ、ダンディ鷹山、ショットガンのタカなどと呼ばれています。

得意なことはまさかの爆弾処理。英語が堪能で、読んでいる新聞が英字新聞というところがカッコいいんですよね。しかし、コンピューターは苦手でほとんど使いません。連絡は携帯電話ではなく公衆電話を使用しています。完璧じゃないところが魅力に感じられるのが不思議です。

そんなタカを演じたのは舘ひろしさん。人気なのはタカの性格や舘ひろしさんの見た目だけではありません。

ここでは、注目を浴びたタカ使用のサングラスや銃、着用しているスーツや靴についてご紹介します。こだわり抜いたアイテムをぜひチェックしてみてくださいね。

使用していたサングラス

スーツにサングラスをかけ、イカしたファッションで話題となったあぶない刑事の2人組。その片割れであるタカは一体どこのサングラスをかけているのでしょうか?

実は作品によってサングラスが変わっている

タカが着用しているサングラスは、テレビドラマ第1作「あぶない刑事」から、劇場版第3作「もっともあぶない刑事」までの間、舘ひろしさんの特注品がほとんどでした。しかし、劇場版第3作「またまたあぶない刑事」では、ロバートマークのサングラス、劇場版第4作「あぶない刑事リターンズ」では、レイバンのサングラスが使われています。

それ以降だと、アルマーニのものも登場しているので、ぜひ作品を観て、それぞれのサングラスのデザインまでチェックしてみてくださいね。

愛用はテットオム

第1作目からずっとゆったりとしたスーツを着ているタカ。大型バイクに乗って銃を構える時には、舘ひろしさんはもちろん、スーツのカッコよさも2倍3倍にもなるように感じられます。

視聴者がくぎ付けになったスーツや靴は、ほとんどがテットオムのもの。スーツに関しては、現代でも購入してドキドキしながら袖を通す人がいるほど、オシャレなデザインとなっています。舘ひろしさんがテットオムのデザイナーと知り合いなんだとか。

あぶない刑事シリーズのラストを飾る「さらばあぶない刑事」のインタビューでは、舘ひろしさん本人が衣装選びをしたと話しています。ルーズなデザインのスーツを選んでいる理由は、あぶない刑事には銃が欠かせず、ポケットに忍ばせることもできるように…とのことでした。

それにしても、寒い季節にはシックなカラーのスーツに黒いダボッとしたロングコート、そして革の手袋をしているのがダンディで、誰もが憧れてしまいます。さすが通称『ダンディ鷹山』ですね。

愛銃

テレビドラマ第1作では、S&W M586を使用。撮影では、ダミーも必要だったため、いくつか用意されていました。また、性能などの違いから、マルシン製やコクサイ製、MGC製と使い分けも行われ、銃を使うシーンはかなりこだわられています。

タカは2丁銃スタイルが定番なのですが、S&W M49ボディガードをバックアップ用として携帯。M586ではデイビスのラバーグリップだったのに対し、M49ボディガードにはバックマイヤーのものをつけていて、その違いまでチェックしてもらいたいところです。木製グリップではなくラバーグリップを使用しているのは、銃が手汗で滑り抜けてしまわないようにとのこと。

劇中では複数の銃が出てきていて、ガバメントも初期から登場していましたね。のちに使用されるコルト・ガバメント M1911がファンの中では有名になっているので、タカの銃として記憶に残っている人もいるでしょう。

「さらばあぶない刑事」では、コルト45オートが使用され、モデルガンとガスガンの2種類で発売されていました。さらば使用ということもあり、かなりリアルな作りとなっています。

また、舘ひろしさんは銃やホルスターに関して知識があり、劇中で使用する銃に関してはかなり細かく指定していたようです。「あぶない刑事リターンズ」のクランクイン直前には、「あぶない刑事の鷹山はショルダーホルスターがいい」と発言。使用が決まっていたホルスターがヒップホルスターだったことから、鷹山というキャラには合っていないと感じたのでしょう。

タカ、というよりは舘ひろしさんによって銃が丁寧に選ばれ、こだわり抜いたものだけが使われていたことがわかりますね。舘ひろしさんは西部警察にも出演していますので、その際に得られた経験からもさまざまな視点から細かいオーダーができたのです。

車の運転はなぜしない?

タカといえば、大型バイクを乗り回しているイメージがありますよね。実は、ドラマが放送された当時、舘ひろしさんが出演していたCMの関係上、車を運転するシーンが撮れなかったのです。しかし、舘ひろしさんが設定を気にいったことでそのまま車の免許がないということになったとか。

ちなみに、出演していたCMはスズキ・カルタスでした。あぶない刑事の車両提供は主に日産自動車だったので、ライバル社の車に乗れなかったのがうなずけますね。

作中ではバイクや自転車で登場したり、犯人の指示で走り回ったりしていました。でも大型バイクに乗っている姿がカッコいいので、車を運転できなくても十分魅力的に感じられます。